Celestial Mercenary and Security
セレスティアル・マーセナリー・アンド・セキュリティー(CMaS)
PRTのマイアミに本拠地を置く民間軍事企業。部隊拠点は【ダルヤスタン】にある。
2039年にPRT軍の特殊部隊退役兵によって創設された。
新興勢力であるものの、実力主義で多方面の人材をスカウトしているため、現在では国連の治安維持活動を委託するまでになった。
主な契約先はPRTやEAUで、軍事行動、警備行動、訓練の提供を行っている。また個人や企業の施設警備も行っている。
退役したPRTの揚陸艦を保有しており、作戦展開地域の拠点として使用している。
戦力は主に歩兵中心である。また、アンドロイド兵やサイボーグ兵の起用も積極的に行っている。
歩兵以外の戦力としては、装甲車両や輸送ヘリや輸送機などを保有している。
数こそ多くないが、常に最新の武装を所持することを意識しているからか、装備の充実度は高い。
国家を問わずの採用を行っているため、各軍のノウハウを蓄積できるためか部隊としての練度も高く、評価の理由にもなっている。
また独自の教育体制を持っているため、基礎能力試験さえ突破できれば傭兵への道を開くことも可能である(軍経験者の方が優遇はされるが)。
部署は大きく5部門に分かれ。
実働中心の
・実働部門(マーセナリー)
・オペレーティング部門(ハンドラー)
・補給部門(ポーター)
・情報収集部門(オシント)
これに
・採用部門(リクルーター)
を加えた5部門で構成されている。
各部門の解説
Section
実働部門
(マーセナリー)
作戦展開地域での作戦行動を行う部門である。
基本的には3~5人一組の分隊が最小単位で作戦行動を行うことが多い。
作戦次第で内部の人員を入れ替えたりを行うことも多い。
分隊に所属している人員も居るが、固定メンバーという概念はあまりない。
オペレーティング部門
(ハンドラー)
主に部隊への通信支援を行う部門である。
作戦展開地域の拠点や揚陸艦内からオペレーティングを行うことが多い。
実際に軍関係者で指揮をしたことがある人物が採用されることが多く、未経験者は稀である。
また、実働部隊からこちらの方に異動するものもたまに見られる。
補給部門
(ポーター)
主に兵站などの活動を行う部門である。
補給のほかには何でも屋であり、前線基地の設営、各兵装の整備部隊もこの部門に所属している。
そのほかには食堂の調理師であったり、武装の調達もこの部門が行う。縁の下の力持ちである。
パイロットは基本的にこの部署に配属されている。
情報収集部門
(オシント)
主に情報収集を行う部門である。
公開情報を集め審査する『オシント』が主な任務であり、展開地域に直接乗り込むことは稀だが、揚陸艦内の情報収集室で業務を行っていることが多い。
また、この部門は戦闘経験は必要ないため、一般からのリクルートが最も多い部門でもある。
採用部門
(リクルーター)
主に人員の採用を行っている部門である。
また経理などもこの部門が行っており、事務的何でも屋といった方が正しいだろう。
前線を退いたものはこの部署か、優秀であれば上層部へと異動する。
保有兵器紹介
Weapon
CMaSでは個人が使う装備に制限は特にない為、社員たちは個人で装備を決めていることが多い。
しかし、特に拘りがない社員たちにはCMaSから武器の貸与が行われている。
また個人で銃火器をそろえたとしても、弾薬共通化の観点から、個人が所有する武器でも同じ弾薬を使用できる武器を使うことが求められている。
CMaSでの使用弾薬は下記のとおりである。
〇アサルトライフル、軽機関銃用
・5.56mm
・6.8mm
・7.62mm
〇重機関銃、狙撃銃用
・12.7mm
・20mm
〇拳銃用
・9mm
支給弾薬以外の口径を使ってる場合は、自費で揃えなければならなくなる。しかし、作戦に必要と判断されれば、経費で落ちる場合もある。
火器紹介
Arms
BR-35 Buran
ベールクトウェポンシステムズ
BR-35 ブラン
JCGのベールクトウェポンシステムズが製造しているアサルトライフル。
2035年にJCG軍にて正式に採用されたアサルトライフルで、簡素な構造からの故障のしにくさが特徴である。
JCGに参加した地域への兵力強化のために計画、製造されたという経緯もあり、一丁当たりのコストパフォーマンスでこれに勝てる銃は数少ない。
使用できる弾薬は、バリエーションによって異なるが、JCGモデルは 5.45x39mm弾。輸出モデルは6.8×51mm共通弾が使用できる。 CMaSでは輸出仕様を採用している。
Kyokuou Industries
M2033 Anti Armor Rifle
旭櫻重工製 M2033 対装甲ライフル
旭櫻重工製の大型狙撃銃。
装甲の発展やアンドロイドの普及によって、装甲目標に対しての貫通力が昨今の課題となっていた。
狙撃銃もその例に漏れず、大型弾薬を使用する銃が開発されるようになる。 本銃は装甲目標用に20㎜弾薬を使用している。
使用弾薬の大口径化に伴って、本体の重量は20㎏を超える事となっており、生身の人間の使用では2人一組での運用が必要となる。 その為、現在ではアンドロイドやサイボーグによって運用されることが多い。
有効射程は1500m~2500m 使用する弾薬にもよるが、20~30㎜の均質圧延装甲を貫徹できる
車両
Vehicle
Brave Armored Vehicle/Mobile Gun System
ブレイブ兵員輸送車・ブレイブ120mm砲システム
PRT製の装甲車の輸出仕様。旧イスラエルにて開発されたエイタン装甲車をベースに改良が施されている。
兵員輸送車バージョンはエイタンとほぼスペックが変わらない。
しかし、120㎜砲システムの方は各所に改良が施されており、特に砲撃制動性においては、世界でもトップクラスを誇っている。
CMaSでは兵員輸送車を3両、120㎜砲システムを2両保有しており、各車体ごとにコールサインが設定されている。
※写真の120㎜砲システムは【エレファント】兵員輸送車は【ライノ】
航空機
Aircraft
PV-22 Civilian Osprey
PV-22 シビリアンオスプレイ
大戦期に兵員輸送機として活躍した、PRT製の垂直離陸輸送機のPMSCs仕様。主に人員や物資の輸送に使われている。
CMaSでは6機を保有している。
PH-70 Civilian Hawk
PH-70 シビリアンホーク
PRTで一般的に使用されてるUH60ブラックホークを民間軍事企業仕様に変更したもの。
UH60系統のヘリコプターは、核戦争を経てもその信頼性の高さは変わらず、各勢力圏で改良されながら使われている。
CMaSではロケットランチャーや機銃を装備した仕様を使っている。
CMaSでは15機を保有している。
艦艇
Ship
CMS Wolf Pack
CMS ウルフパック
CMaSが保有する揚陸艦。
PRTで戦時中に増産され、戦後に軍縮の理由から退役した強襲揚陸艦をCMaSが買い取って使用している。
主に作戦地域の前線拠点として兵員や物資、兵器を輸送する任務を負っている。名前の由来は【狩りをする狼のグループ】を指す言葉である。